企業と組んで商品開発!?女子高生クリエーターの話を聞いてみた!

2019年11月04日

Qulii編集部です!今回は、デザイン制作やモノづくりに興味を持ち、実際に企業と組んで商品開発を行っている、女子高校生に話を聞いてみました!

今興味持っていることはなに?

漠然と”つくる“ことに興味を持っています。身近なところからいくと気軽にPCさえあればできるグラフィックデザインや映像制作等のデザイン、デジタルアートです。
実際に原案から自分の手で形にしていく・作っていくという事が感じられる上に、誰かのためのデザインや制作物の場合、自分の手から直接相手に届けられるため、とてもやりがいを感じます!

コンテンツ制作における”つくる”ことに留まらず、ビジネスアイデアを考えるコトづくり商品開発にも興味があります。現在は創造力の甲子園(モノコトイノベーション)という、高校生がモノづくりコトづくりをしてその創造性を競うコンペティションに参加しています。
8月にあった予選大会で勝ち抜いたので、12月の決勝に向けて現在企業と共に商品開発を進めています

【過去の制作物】
・参加した研修の紹介映像
・学生団体紹介映像
・東京PR映像
・数々のイベントの告知フライヤー
・イベントオープニングアニメーション
・文化祭の公演映像

モノコトイノベーションで学んだことは?

デザイン思考の大切さと他者理解です。
デザイン思考とは、ユーザーが真に求めている価値は何で、どのような場面で困っているのか、と仮説を立てるところから始まります。
その上で実際に行動観察やインタビューを行い、ユーザー自身も無自覚の内の問題(インサイト)の発見をして、それを解決するプロダクトを作り、検証までするという一連の行為のことを言います。

机上の空論で終わらせず、実際にとことん行動してそのフレームワークを行うことによって、問題の着眼点や切り口とそれに対するアプローチが洗練されていくことを体感しました!これはイノベーティブで有用性があり真に価値あるプロダクトづくりに欠かせないことだと考えます。

また、クリエイティブなアイデアを発散する上でチームメンバーは欠かせない存在です。住む地域や年齢、性別に多様性のある4人のチームでモノコトに挑んでいるのですが、お互いに持っていない能力や視点を補完しあえる関係性をつくるのは本当に大切だと思います。

ちなみに、参加のきっかけはFacebookの広告に流れてきたPR動画でした。今までプロダクトアイデアを考えることは何度かしたことがありましたが、実際にモノづくり(プロトタイプを作って検証というところ)までやる研修はあまりみたことがなかったのでそこに惹かれて参加を決意しました!
幼少期から図画工作が好きだったり、小中学生でハマったアニメーション動画作りなど、実際に作る体験が今の原動力になっていると思います。

(記者)
デザイン制作やものづくりに精力的に取り組んでいるひなこさんは、教育関連の学外活動にもたくさん参加されているそうです。
ここから先は、その学外活動についてお話を聞きたいと思います。

学校と学外活動の大きな違いとは?

学外では能動的にならないと何も始まらないという点です。学校は、毎日のように出される課題と永遠に聞かされる授業のように、自然と受動的になってしまいます。しかし一歩学校の外に出ると、情報収集から行動するまで、すべて能動的でないと何も起こりません

また、学校内では部活やその学校の偏差値などの所属に縛られがちですが、学外では大人や大学生と触れ合う機会も多く、自分自身を社会に属する一部として認識できるようになりました。

学外活動で得られたことは?

日々考える癖です。学校の登下校中や移動中など、以前は何も考えずにぼーっとすることが多かったですが、学外活動を始めたのを機に社会問題自分の将来について無意識のうちに考えることが多くなりました。頭は疲れますが(笑)

今後どういったことをしたいですか?

今後は、デザインやアートのセンスを磨きつつ、参加しているビジコン2つに力を注いでグランプリを目指したいと思っています。

現在の日本にはデザイン的センスのある(デザイン思考ができる)経営者やビジネスパーソンが足りないそうなので、今後も常に自分らしくあり続けながら”つくる”ことにトライしていきたいです。

中高生へメッセージ!

私自身も、最初は何から始めればいいかわかりませんでした。だけどほんの少しの興味からでも、例えばイベントに参加してみるとか本を買って読んでみる、実践してみるという一歩を踏み出していくだけでも変われます

興味はあるけど勇気は出ない… そんな時は本当に身近なところからスタートしてみてください。待ってるだけじゃ何も始まりません!一歩一歩頑張って前進していたら振り返った時にはかなりの成長になっているはずです。頑張ってください!
また、なにかを創ることは熱意さえあれば1人でもどこまででもできる上に、実際に形になった時の達成感は並外れた楽しさです。

自分が一番楽しいと思うジャンルで、ツールで、つくりたいものをつくってください!!

 
モノコトイノベーションについて知ってみたいことや、デザイン・アートなど聞いてみたいことがあれば、どんなことでも⬇︎の質問箱で送ってください!!

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