【国際大会は、イスタンブールで開催!】第14回科学地理オリンピック日本選手権/第17回国際地理オリンピック日本代表選抜大会

【国際大会は、イスタンブールで開催!】第14回科学地理オリンピック日本選手権/第17回国際地理オリンピック日本代表選抜大会
コンテスト種類
地理コンテスト
募集地域
全国
対象
応募資格をご覧ください
応募締切
11月15日

コンテスト概要

試験は3種目で行われます。

第一の「記述」は、私達が求める地理の総合力を問う試験です。地形図や資料、景観写真を見て、与えられた問いに答えるものです。基礎的な知識は必要ですが、地図や景観写真、資料等の読解力・分析力が問われます。「こう書けば100点満点」という答えはなく、問題から読み取れる事柄に基づいて、どんな答えを導き出しているのかを採点します。
つまり、論理的な構成力が求められているのです。

第二の試験科目「マルチメディア」は、国際的な共通言語ともいうべき写真や地図、グラフなどを使って、その読み取りに重点を置いた4択の問題です。問題はスライドを使って出題されます。基礎的な知識と写真や地図等の読解力が問われます。

第三の試験科目は「フィールドワーク」です。競技者は、まずあらかじめ定められたコースを歩きます。途中に設けられたチェックポイントでは、地形断面図や土地利用図の作成など「地理的スキル」を問う課題をこなします。
その後、実際に観察したことがらやその他の地図や統計などの資料をもとに、「その地域がどのような特色を持っているのか、どのような課題を抱えているのか、その課題に対してどのような対応が考えられるか」といった地域を総合的に捉える出題がなされます。(京都大会では2日にわたって行われました)。まさに、自分自身の「地理力」が試される、地理オリンピックのハイライトともいえる種目です。

科学地理オリンピック日本選手権、国際地理オリンピック
共に金、銀、銅メダルが授与されます。

選考スケジュール

■第1次選抜
試験日:2019年12月14日(土)
内容:マルチメディアテスト
会場:全国約35か所(特例会場は除く)
成績上位の約100名が第2次選抜に進むことが出来ます。
■第2次選抜
試験日:2020年2月16日(日)
内容:記述式
会場:受験者の居住地を考慮し全国10前後の会場を指定します。
第1次および第2次選抜試験の総点から金銀銅メダル受賞者を確定する。金メダル受賞者のうち世界大会出場資格を有する者(大学生には資格がないので、高校3年生を対象外とする)が第3次選抜試験に進むことが出来ます。
■第3 次選抜
試験日:2020年3月14日(土)~15日(日)
会場:関東地方で実施予定
内容:フィールドワーク
4人の国際地理オリンピック派遣者を決定します。

応募に関する情報

対象者 応募資格をご覧ください
応募資格 2019年4 月以降、大学およびそれに相当する教育機関教育を受けていない19歳未満の者。ただし世界大会の出場選手、4名は2020年6月末の時点だ 16 歳~19 歳の者から選出されます。
※高校・高専3年生および中等教育学校6年生は、国内大会には参加出来ますが世界大会代表の選抜対象にはなりません。
参加費・参加手当 無し。ただし、第3 次選抜受験者には交通費の一部が支給されます。

申込方法

郵送またはWEBエントリー

応募期間
2019年9月1日(日)~2019年11月15日(金)
郵送:11月15日(金)必着
WEBエントリー:11月15日(金)23時59分まで

その他

以下は、国際地理オリンピック出場選手の言葉です。
「地理オリンピックで扱われる地理は、単なる暗記科目ではなく、科学であり、実際的な学問です。様々な自然現象、社会現象を論理的に考察すること。実際に街を歩き、その問題点を分析し、新しい方法を提言すること。僕は地理オリンピックへの参加を通じて、これらの地理の新しい一面に気づくことができました。また、大会で出会った他国の選手たちは、地理の知識にとどまらず、様々な分野についての深い知識を持っており、多様な文化や価値観に触れることができました。」
「地理オリンピックでは3種類のテストによってメダルを争いますが、その他にも様々な興味深いイベントが用意されています。今大会のポスター発表部門で日本代表は最優秀賞を受賞しました。日本代表の仲間とともに試行錯誤して作り上げたポスターに対し、賞を頂いた時の喜びは今でも忘れられません。また、世界各国の優秀な選手たちと交流する中で多様な価値観に出会うことができ、自分の世界が大きく拡がりました。地理オリンピックでのテスト、ポスター発表、文化交流、その全てが私にとってとても刺激的でかけがえのない経験でした。」

主催情報
科学地理オリンピック日本選手権の主催は、本実行委員会の親委員会である国際地理オリンピック 日本委員会が担っていますが、運営に関わる業務は本実行委員会が担っています。
また、日本選手権は、「公益社団法人 日本地理学会」「公益社団法人 日本地球惑星科学連合」「国立研究開発法人 科学技術振興機構」との共催で実施されています。
また、「文部科学省」「国土交通省 国土地理院」「一般財団法人 日本地図センター」「一般財団法人 地図情報センター」の他、地理学関係10学会が後援団体に、地理学関係の5つの企業が協賛団体となっています。

コンテストのパンフレット

こちらのコンテストのパンフレットはこちらからご覧頂けます。(新しいタブで開きます)

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