2019年度 第20回 高校生エッセー・コンテスト~教育の大切さを訴え続ける~ 難民出身のユニセフ親善大使 マズーンさんに手紙を書こう

2019年度 第20回 高校生エッセー・コンテスト~教育の大切さを訴え続ける~ 難民出身のユニセフ親善大使 マズーンさんに手紙を書こう
コンテスト種類
エッセイコンテスト
募集地域
全国
対象
高校生
応募締切
09月05日

コンテスト概要

シリアで暮らしていたマズーン・メレハンさんは2013年、紛争から逃れるため、家族とともに国境を越えました。当時14歳。父親から「一番大切なものだけを持っていくように」と言われたマズーンさんは、迷わず教科書だけをバッグに詰め込みました。ヨルダンの難民キャンプで過ごし、英国に定住するまでの3年の間、彼女は学ぶことを決してあきらめませんでした。難民キャンプ内にも学校があることを知り、「希望を持てるようになった」と言います。

しかし、早婚や単純労働を余儀なくされるなどして学校に行くことをあきらめてしまう子どもたち(とりわけ女の子)もたくさん見ました。マズーンさんはテントを1張ずつ訪ねては「子どもたちを学校に通わせてあげて」と大人たちを説得し続けたそうです。

2017
年、マズーンさんは難民としては初めてユニセフ(国連児童基金)の親善大使に選ばれました。教育を受け、知識を得れば、生き続ける力となり、前向きな未来につながる。「すべての子どもたちに教育を受ける権利を」とマズーンさんは精力的に活動しています。

裏面の英文
は、20177月、ドイツで開催されたG20サミットに合わせてマズーンさんが発信したメッセージです。「親愛なる難民の友人たちへ」となっていますが、紛争などにより学校に通えなくなった何百万人もの子どもを代表した訴えになっています。この文章を読んで、マズーンさんに自由に手紙を書いてください。日本で暮らす高校生のみなさんにとって、難民問題は遠い国の出来事と映るかもしれません。けれど、難民と呼ばれる人たちにも、故郷や家があり、学校に通い、友人と夢を語り合う、ごく普通の生活があったのです。現代社会の重要な問題のひとつである「難民」に、想いを寄せてみてください。

募集内容

マズーン・メレハンさんに宛てた手紙形式のエッセーを書いてください。英語の場合は400words程度、日本語の場合は1,200字(横書き)程度にまとめてください。

・最優秀賞 1名  (賞状及び副賞5万円を贈呈)
・優秀賞 若干名 (賞状及び副賞1万円を贈呈)

最優秀作品は、10月13日(日)津田塾大学において表彰し、津田塾大学広報誌『Tsuda Today』と津田塾大学ウェブサイトに、優秀作品は津田塾大学ウェブサイトに掲載・公表します。また、入賞者には10月11日(金)までに本人に通知します。
なお、応募作品は返却しません。応募作品の著作権はすべて津田塾大学に帰属します。

応募方法

  1.  A4またはそれに準ずる大きさの用紙で手書きまたはパソコン使用。
  2.  応募作品に、氏名(フリガナ)・性別・住所・電話番号・高校名(所在県名)・学年を記載した表紙(上記1.と同じ大きさの用紙)を添付して、下記に郵送してください。(ホッチキス留めはしないでください)

募集期間:2019年8月1日(木)~9月5日(木) (必着)

【郵送先】
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-9-9 TSビル1F
(株)栄美通信 津田塾大学 高校生エッセー・コンテスト係

応募に関する情報

                               
対象者 高校生
応募資格 高校生(国籍・学年・性別・居住地は問いません)
参加費・参加手当 無料
応募締切 2019年9月5日(木)

コンテストのパンフレット

こちらのコンテストのパンフレットはこちらからご覧頂けます。(新しいタブで開きます)

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