コンテスト概要
JAXAは、第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)を2024年度に開催します。
この度、参加チームの募集を開始しましたのでお知らせします。
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。
本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
【Kibo-RPCの概要】
Kibo-RPCは、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟において、ISS船内ドローン※1を使用したロボットプログラミング競技会です。
競技は「きぼう」船内をゲーム空間に見立て複数の課題が設定されます。
参加者は、ISS船内ドローンを動かすプログラムを作成して※2、与えられた課題をクリアしながら、その時間や課題対応力について競います。
Kibo-RPCは今回で第5回目であり、2023年度に行われた前回大会では、12か国・地域より、過去最多の421チーム、1685人の学生が参加しました。
※1 宇宙飛行士の作業代替・支援を目指す自律飛行型のロボット(写真撮影など)
※2 参加者はJAXAとNASAが提供するプログラミング開発環境を利用して、ISS船内ドローンが自律的に動作するプログラムを作成します。
※3 アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した宇宙飛行士の作業代替・支援を目指す自律飛行型のロボット(https://www.nasa.gov/astrobee)
【スケジュール】
2024年4月:プログラミング開始(シミュレーション環境オープン)
2024年6月末:国内予選(JAXAシミュレーション環境を利用)
2024年11月上旬:軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)
応募に関する情報
対象者 | 中学生・高校生・大学生 |
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応募資格 | 日本を含むKibo-RPC参加国/地域の大学院生までの学生 |
参加費・参加手当 | 無料 |
応募締切 | 2024年5月13日(月) 23:59まで。 |