イベント内容
普段なかなか入ることのできない大学研究室(ラボ)で、先生や先輩たちと一緒に、研究の楽しさを体験してみませんか?
申し込み時に、4つのテーマから興味あるものを選んでいただきます。
【バーチャルリアリティのための触覚インターフェイス】
バーチャルリアリティ(VR)は現在急速に身近なものとなっていますが、提示される感覚情報は主に視聴覚に限られています。
これに触覚情報を付与してよりリアルなVR環境を実現する研究について、講義および実際のデモ体験を通して紹介します。
【コンピュータで脳を作る】
ヒトの脳は約860億個のニューロンと呼ばれる神経細胞からなる巨大かつ複雑なネットワークです。
本テーマでは、まず簡単な運動学習課題を通して私たちの脳の働きを体感してもらいます。
そして、それを支える小脳について紹介し、さらに小脳の構造と機能をコンピュータ上に再現してみせます。
【レーザーで体験!量子技術超入門】
量子センサーなどの実現には、気体原子を減速させ絶対零度付近まで冷却したり、原子中の電子状態を操作したりするなどの、物質の精密制御がとても重要です。
今回のラボ体験では、このような技術に用いられるレーザーを使って、原子の持つ飛び飛びのエネルギーや、室温の気体原子が毎秒数百メートルという高速で運動する様子などを観測します。
【計算機シミュレーションによる原子レベル物質設計】
この世に存在するありとあらゆるモノは「原子」からできていて、モノの性質(物性)は原子の種類と並び方によって様々に変化します。
一方、その並び方をコンピュータ上でデザインすることで新しい物性を示すモノを設計する研究も行われています。
このプロジェクトではその研究の入り口にご招待します。
【バーチャルリアリティのための視覚インターフェイス】 ⇒ 7月15日開催から変更になりました。
バーチャルリアリティの基本的な考えを学んだあと、映像を空中に表示する技術などの研究を紹介します。
そのあと工作用紙といくつかの光学素子を使って、空中像を表示する装置を自分自身で作ります。
最後に最新の研究成果を体験を通して紹介します。
応募に関する情報
対象者 | 中学生・高校生 |
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応募条件 | 女子中高生 |
開催場所 | 電気通信大学 〒182-8585 東京都調布市調布ケ丘1丁目5−1 |
イベント日程 | 2023年8月24日(木) |
参加費 | 無料 |
応募締切 | 2023年7月27日(木)10:00まで。 バーチャルリアリティのための触覚インターフェイス:25名 コンピュータで脳を作る:10名 レーザーで体験!量子技術超入門:6名 計算機シミュレーションによる原子レベル物質設計:6名 バーチャルリアリティのための視覚インターフェイス:午前の部:10名、午後の部:10名 ※午前の部と午後の部は同内容です。 |
その他
【主催】
電気通信大学 男女共同参画・ダイバーシティ戦略推進室
イベントのパンフレット
こちらのイベントのパンフレットはこちらからご覧頂けます。(新しいタブで開きます)